企業 CESで確認できたビジネスの応用性、 業界の垣根を越えてMRメイクシミュレーションを拡販へ 2025.02.17 リリース全文 [ PDF / 486KB ]

株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」(2025年1月7日~10日・米国ラスベガス)に出展し、1,400名を超える来訪を迎えました。展示したMR(Mixed Reality, 複合現実)メイクシミュレーション「Mixed Reality Makeup」は、自分の顔にリアルタイムでメイクを投影できるサービスであり、幅広い業界の体験者から驚きや好評を得たほか、回答者の半数以上が自身の業界でのビジネスの可能性を感じると答えました。今後、本サービスはビューティに留まらず、エンターテインメントなど業界の垣根を越えて拡販していきます。

「Mixed Reality Makeup」 特設Webサイト
https://maison.kose.co.jp/mixedrealitymakeup/

 

CES 2025 出展の様子

 

「Mixed Reality Makeup」のCESでの反響
CES 2025は米国ラスベガスに世界中から4500社以上の出展者、14万人を超える参加者が集う、大規模なテクノロジーイベントとなりました。当社では2023年の初出展※1から引き続き、高速プロジェクションマッピングによるMRメイクシミュレーション「Mixed Reality Makeup」を展示しました※2。今回は幅広い企業へのサービス提供を見込んだ商談を行えるよう、2種類のブースを提供しました。歌舞伎などの20種類のドラマティックなメイクパターンを簡単に試せる「エンターテインメントブース」と、アイカラー・リップ・チークの色や形を細かく選んでナチュラルメイクを再現でき、それを反映した実際のメイクまで施せる「カウンセリングブース」です。

当社のブースには少なくとも1,400名以上が来場し、多くの方に実際のサービスを体験してもらいました。体験後のアンケートでは、満足度は5段階評価で平均4.8点と非常に好評であり、実際のメイク試着と比べた利点として、簡単さ、楽しさ、比較のしやすさなどが挙げられました。「メイクが得意ではないので嬉しい」「みんなの役に立つ」といった意見も寄せられたほか、普段は選ばないグリーンのアイメイクをまとって笑顔で帰る体験者など、新しい自分の発見を感じさせる様子も見受けられました。また、自身の業界のビジネスへの活用についても、回答者の57%が「可能性がある」と回答しており、国内や美容業界に留まらず、応用の可能性があることが示唆されました。

※1 コーセー、世界最大級のテクノロジー見本市「CES」に初出展

※2 コーセー、東京エレクトロンデバイスと共同で「CES」に出展

 

 

今後の展望
今回、世界中から注目されるCESに出展することで「Mixed Reality Makeup」のグローバルでの受容性と幅広い商業性について検証することができました。今後、同サービスは国内外でビューティやエンターテインメントなど、幅広い業界での拡販を推進していきます。

 

高速プロジェクションマッピングによるMRメイクシミュレーションについて
本サービスはブース内に座ってパネルを操作するだけで、一瞬で自分の顔にメイクを投影できるメイクシミュレーションシステムです。この技術はコーセーと東京科学大学 工学院情報通信系 渡辺義浩研究室が協同開発したものであり※3、同サービスは2022年8月からコーセーのコンセプトストア Maison KOSÉ 銀座にて「COLOR MACHINE」として展開しています。
※3 高速プロジェクションマッピング技術と色補正技術を活用した 実際の顔で体験できるメイクシミュレーションシステムを開発

「COLOR MACHINE」
(Maison KOSÉ銀座の各サービスから、上記を選んでご予約いただけます)

https://maison.kose.co.jp/site/p/shop_service.aspx

 

 

ニュースリリース一覧