社会・環境課題とマテリアリティ
コーセー サステナビリティ プラン策定・推進のための手順
コーセーグループは、全ての活動において、次世代も含めたあらゆるステークホルダーとのつながりを大切にしています。また、企業活動のベースとなる地球環境も、重要なステークホルダーの一つとして考えています。
1.社会・環境課題の確認
【コーセーグループが取り組むべき課題の確認】
以下の内容を参考にしながら、コーセーグループが取り組むべき課題を抽出しました。
- ISO26000
- GRI standard
- 国連グローバル・コンパクト
- 国連 持続可能な開発目標 (SDGs)(17の目標と169のターゲット)
- 世界情勢・社会情勢(外部評価機関項目、お客様相談室に寄せられた消費者からの声、NPO/NGO団体との対話)
- 社内サステナビリティ推進委員会内での意見(計33部門・事業会社)
- 同業種、他業種のマテリアリティ
2.取り組みテーマの作成
【取り組み項目の設定】
1で抽出した課題から、「社会(お客さま、取引先、サプライヤー、社員、株主、地域社会、国際社会、NPO・NGOなど)からの関心度」と「コーセーグループでの重要度と関連度」の2つの軸で評価を行いました。その後、コーセーのサステナビリティ指針である「美しい知恵 人へ、地球へ」に沿って、「人や社会に関わる項目」と「地球環境に関わる項目」の2つに大別した後、重要な6つの取り組みテーマを選定しました。 また、事業基盤のポリシー「正しきことに従う心」に沿って、6つの遵守するべき項目も特定しています。
3.承認
【トップコミットメント】
取締役会およびサステナビリティ委員会にミッション策定の流れと取り組みテーマ、それを達成するための目標を報告して、承認を受けました。
4.進捗確認と見直し体制
【進捗確認と見直し体制】
サステナビリティ委員会が監督する、グループ横断組織であるサステナビリティ推進委員会において定期的な進捗状況を確認し、また取り組み自体についても定期的に見直します。
コーセーグループを取り巻く
社会や環境の変化・課題と重要課題(マテリアリティ)の特定
コーセーグループを取り巻く社会や環境の変化・課題と、関連する機会・リスクを抽出後、21の重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

重要課題(マテリアリティ)とテーマ設定
21の重要課題(マテリアリティ)をサステナビリティ指針と事業基盤となるポリシーに照らし合わせ、「社会・人に関連=人へ」「環境に関連=地球へ」「企業基盤に関連=正しきことに従う心」へ分類したのち、「6つの取り組みテーマ」と「6つの遵守するべき項目」として設定しました。
