クラシカルな定番商品からトレンディな新商品までもっとお客さまから選ばれるために英知をもってブランディングする

戦略ブランド事業部/入社

私の「こだわり」ポイント!

自分の「好き」を持っていること。それを貫くために努力できること、自信を持って発信できること。商品企画は良い商品を生むために周囲を巻き込む必要があり、その際にこの強みが生きていると考えます。

学生時代に夢中だったこと

新しいメイクやヘアを探求すること。
コロナ禍で外に出られない中、大好きなK-POPやC-POPを参考に、様々なスタイルに挑戦しました。新しい自身の魅力を発見できる化粧品に夢中になっていました。

Q1. コーセーに入社を決めた理由について、学生時代の出来事と絡めて具体的に教えてください。

コーセーの、多様性を認める風土に共感したためです。
海外生活で知った「美しさに正解はなく各々に異なる魅力がある」という考えは、肌あれに悩み自信を失っていた私の大きな支えとなりました。

この経験から同じように悩める人に自信を与えることが夢となり、中でも新たな自分の魅力を引き出す化粧品に興味を持ちました。

採用選考時に、コーセーは自己を安心して表現できる雰囲気を感じ、会社として「個を大切にする」姿勢を強く共感し入社を決めました。

Q2. 具体的なお仕事の内容を教えてください。

最初の配属で『雪肌精』を担当した後、新たに『Prédia』の商品企画を担当することとなりました。主な業務は商品の企画立案、推進です。

お客さまのニーズや市場トレンド、競合状況等を分析しながら、スキンケア、ヘア・ボディケア、フレグランスなど幅広い企画を担当しています。

また、ブランドメッセージの作成や、商品の魅力をもっと知ってもらうためのSNSライブ配信など、多岐に渡ってブランドづくりに携わっています。

Q3. 現在のお仕事でご自身が壁を越えた、大きなチャレンジをした、と感じた経験を教えてください。

入社1年目で『雪肌精』『Prédia』の中期戦略の立案に携わったことです。
これまで、中期戦略は経験豊富なメンバーが中心となることが多かったのですが、より根本的なブランディングに携わりたいという想いを伝えたところ、抜擢していただきました。
どちらも歴史が長く、またそのオリジンが全く異なるブランドです。

担当するブランドがどうあるべきなのか。私は、誕生時から約30年分の企画書を読み込み、また現場に赴き、当社の営業職やビューティコンサルタント、およびお店の従業員さまなどからリアルな現場の声を聞くことを通して、とにかくブランドと正面から向き合いました。しかし知れば知るほど、守るべきことと変えるべきことの取捨選択をすることができなくなってしまいました。

そんな中、ブランドマネージャーから「“この商品で良い”ではなく“この商品が良い”と思われるブランドとはなにか。お客さまが本当に求めているものを整理してみると良い。」という言葉をいただきました。このアドバイス通りブランドの個性を見直したことで、今ある魅力を残しつつも新たな魅力を加えたブランドづくりへ舵を切ることができました。

この経験から、「お客さま視点に立つこと」がいかに重要であるかを学びました。当然のように感じますが、この考えを決して忘れることなく今後もブランドづくりをしていきます。

1日のスケジュール

  • 業務開始。チームミーティング。各企画の進行状況や、市場状況・トレンドについて共有

  • ランチ

  • 決裁会議。企画への想いをのせて、プレゼンテーションを行う。

  • デザイン部と打合せ。商品パッケージ、デザインの方向性について

  • 商品開発部と打合わせ。商品のテクスチャーや香りなど品質について

  • 研究所と打ち合わせ。どのような成分を入れるかなど処方について

  • 個人作業。市場分析や消費者調査を通して企画書作成

  • 翌日の決裁準備

  • 終業。同期とディナーを楽しむ。

Q4. チーム一丸となって取り組んだ経験、もしくはダイバーシティを感じた瞬間を教えてください。

『雪肌精』が行う環境保全活動「SAVE the BLUE」を伝える企画は、多くの部署と連携した経験として印象に残っています。

これまでの「SAVE the BLUE」は商品の限定商品を軸に活動を伝えることが多かったのですが、より活動を多くの人に知っていただくために、商品だけではなく売場も同じ世界観でデザイン替えをするというブランド初の試みを行いました。

環境保全活動を、商品と売場のどちらもわかりやすく表現する最適な方法を模索することは、実はとても難しいことであり、商品担当のデザイナーに加え、販売企画、店舗担当のデザイナーにも加わってもらい、通常よりも多くのメンバーと打ち合わせを重ねました。

結果、異なるバックグラウンドを持った各々の知見が集結したことで、『雪肌精』が守る海と珊瑚をモダンに日本らしく表現することができ、地球環境を守るブランドであることをこれまで以上に多くの方に分かりやすく伝達することができたと自負しています。

またグローバルという点において、現地スタッフと密にコミュニケーションをとったことで、国内だけでなくタイやシンガポールなど海外でも盛況のうちに収めました。チーム一丸となって取り組んだことで、新たなシナジーにつながった経験です。

Q5. 今後、コーセーでチャレンジしたいことを教えてください。

沢山ありますが、1人でも多くの人に化粧品を通して自信を与えたい、一歩踏み出すきっかけを作りたいという思いは全てに共通しています。

まずはメイクブランドの商品企画をすること。
使い方一つで沢山の自分に出会え、勇気を与えてくれるメイク商品が好きなため、そんな商品を生み出したいと考えています。

次にPR業務やSNSの発信など、コミュニケーション戦略に携わること。
同じ製品でも、言葉一つ、施策一つで与える印象や届けられるお客さまは大きく変わることから、商品企画とは違ったアプローチで、自信を与えられると考えています。

「雪肌精に男性用はありません」という当社が発信しているメッセージはまさしくこの例で、商品は何も変わらないのに、より多くのお客さまに知っていただくことができました。まだまだ知られていない名品を多くの方に届けたいです。

I LOVE コーセー

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