理工学部応用化学科に所属し研究漬けの日々だったので、化学からイメージできた化粧品系や、日用品系のメーカーの就職活動に参加をしていました。

その中でコーセーの先輩社員が生き生きと活動されていた姿や、多くの学生の中の一人である自分の名前を覚えてくれていたことが印象的でした。一人ひとりを大切にしている会社だからこそ、社員が輝いていると思い、コーセーで働きたいという気持ちが強く芽生えました。

２０１８年４月に入社し、化粧品専門店の営業職として３年半活動し、その後、現在の部署に異動となりました。

『DECORTÉ』のスキンケアラインのプロモーション立案を中心にした業務に１年半ほど携わった後、オンラインの業務を担当することになりました。

一例として、リポソーム アドバンスト リペアセラムの限定トライアルサイズなどをはじめとした、『DECORTÉ』と新たなお客さまとの出会いのきっかけとなる商品の育成に注力しております。

２０２４年３月にオンライン限定で発売した「リポソーム アドバンスト リペアセラム」の限定トライアルサイズの発売に向けての様々な調整と進行が大きなチャレンジでした。

ただ発売するだけではよくある通販ブランドのトライアルサイズになってしまうので、どうすればお客さまの手元に届いたときにワクワクしてもらえるのか、『DECORTÉ』のファンになってもらえるのか、商品を使ってみたいと思うのか、どういう広告が必要なのかなど、商品の魅力がより多くのお客さまに伝わるよう、企画立案～発売までの期間がタイトな中で、検討を重ねました。
配送箱やリーフレットの制作会社様、および広告代理店様とも連携し、打ち合わせを重ね、商品はもちろん販促物においても、あらゆる観点からこだわりぬきました。

その結果、計画を大きく上回る成果を得ることができ、多くの新しいお客さまにリポソームに出会っていただくことができました。おかげさまで、お客さまから前向きな評価をいただくことができ、ブランドのこだわりを持って、妥協せずに進めていくことの大切さを改めて実感しました。

先述している「リポソーム アドバンスト リペアセラム」の限定トライアルサイズ発売時には、ひとりではなくチームで取り組めたことが成功につながりました。

出荷数をコントロールするための配送部門との調整、オンラインでのお客さまの固定化のための新たなスキーム開発に向けてのシステム部門やベンダーとの連携、Webコンテンツや広告配信のクオリティを上げるためのクリエイティブ部門との連携、など様々な部門や関係者との間で、それぞれの専門分野での知恵を出し合い、進めていきました。

時には、関連部署には負荷をかけてしまうことありましたが、売上拡大というひとつのゴールに向かい、全員が同じ温度感で進められたことが成功の要因だと思っています。

今後はオンラインを通じて『DECORTÉ』の存在感を今以上に高めていきたいです。
２０２１年にスタートした公式オンラインブティックも、まだまだやれることや追及出来ることが沢山あります。

最近、街中でも電車の中でも、『DECORTÉ』のショッパーを持って歩いている方を多く見かけるようになりました。それはブランドを担当する自分にとって、とても嬉しいことなので、より多くの方に『DECORTÉ』を知ってもらいたいです。どの商品にも魅力があり、一度触れていただけたら、その良さを実感してもらえると思います。

オンラインにおける接客においても、『DECORTÉ』の商品の魅力がより多くのお客さまに、リアルに伝わるような工夫をしていきたいです。今後も、『DECORTÉ』ブランドの成長に貢献できるように頑張っていきます。