学生時代から化粧品に興味があり、コスメをたくさん集め、触るだけで癒されるほどコスメが大好きでした。日本に留学してから化粧品販売店のアルバイトを経験し、さらに化粧品に携わる仕事したいという想いが強くなりました。

就活中に「世界で存在感のある企業への進化」を掲げるコーセーの目指す姿に共感し、「コーセーの良い商品をもっと海外に広げたい」、「グローバルで愛されるコーセーの化粧品を作る」という二つの夢をもって入社を決めました。

入社後はスキンケアブランド『米肌』の海外事業担当やオンラインサイト「Maison KOSÉ」のプロモーション企画担当を経験し、３年目からは直営店「Maison KOSÉ銀座」の新規アトラクション開発に携わりました。

具体的には、「Maison KOSÉ銀座」の改装や、プロジェクトマッピングを活用したメイク体験「COLOR MACHINE」の開発などを担当しました。直近では、２０２４年８月にオープンした直営店「Maison KOSÉハラカド」の店舗開発に関わり、店舗内装、新規企画、システム開発まで幅広く担当しています。

直営店における新店舗開発の仕事は、店舗コンセプトの開発や企画立案から内装工事、システム開発、オペレーション開発に至るまで、ゼロから１００までを仕上げる非常にやりがいのあるプロジェクトです。

従来の店舗の作り方を参考にしながらも、これまでの課題を改善し、失敗を恐れずにチャレンジすることを心がけています。新店舗でお客さまが、ストレスフリーで快適な購買体験ができるよう日々考えています。プライベートでもネットや実店舗で得られるヒントを、すぐに自分の企画に応用できないかを、考えることもよくあります。

私は、自分が携わった企画に対して、お客さまから「こんな素敵なサービスはほかにない」「これからもずっと通いたい店」といった喜びの声をいただけることに、大きなやりがいを感じています。これからも何よりお客さま目線に立ち、お客さまにとって買いやすく、何度も通いたくなる売り場作りと企画立案に取り組んでいきます。

私は現在、日本国内市場向けの仕事を中心に取り組んでいます。入社当初、外国人が日本企業で働く場合、母国に関連する外国向けの業務しかできないという思い込みがありました。「挑戦したくない」というよりは、「外国人なのでできないだろう」と考えていたのですが、それは違いました。入社直後は、日本語のキャッチコピーさえ書けず、言語と文化の違いによる様々な壁がありました。

コーセーでは失敗から学ぶことを良しとする風土があり、時には失敗をしながらもそこから学びを得て、壁を乗り越えてきました。学ぶべきことはまだたくさんあるものの、外国人の私にとっては、入社時には想像もできなかったキャリアを重ねることができ、日々、成長を実感しています。

当社では、チャレンジしたい仕事があれば、国籍などのバックグラウンドに関係なく、様々な業務を経験できます。外国人でも働きやすい職場は、当社の魅力だと思います。

私は、「コーセーの商品を世界に広げたい」、「世界中の人々に愛される商品を創る」という２つの夢をもって入社しました。今後は、グローバルでの新規事業や企画業務など携わりたいと思っています。