「こんな人たちと一緒に働きたい」が一番大きな理由です。インターンで当時の人事の方の「人は人で磨かれる」という言葉が非常に印象的で、一緒に参加した人や先輩社員を見て「私もコーセーで人として磨かれたい」と思いました。

大学時代に専攻分野外の教授に感銘を受け、大学院で学科異動をしてその教授の研究室に入った経験があり、尊敬する教授の元で学ぶことや同じ研究室メンバーで一緒に苦悩を乗り越えた経験は貴重な時間でした。

そのため、「どんな仕事をするか」も大事ですが、私の場合は「誰と一緒に仕事をするか」が非常に重要かつ決め手となりました。
部署の異動を経験しましたが、どこにいっても「コーセーの人だな」と思いますし、コーセーに入社して良かったと実感しています。

入社して３年間は関西地区のドラッグストアの店舗を担当し、その後２年間は関西を中心とするドラッグストアの企業窓口および店舗を担当しました。

現在は、北陸エリアのドラッグストアの店舗を担当し、支店メンバーと共にコーセーの実績拡大に向け、日々尽力しています。

４年目の時に、ドラッグストアの企業窓口および店舗を担当したことが自分自身の中で大きく成長できた経験だったと思います。

全国各地に約３００店舗を持つ企業の窓口を１人で担当することになり、それまでにないほどの大きな責任に対するプレッシャーを抱えながら、幅広い業務をこなすことは本当に大変でした。また、企業窓口の担当は経験がなく、多くの不安がありましたが、「分からないことは、相手に素直に伝える」ことを意識することで、社内外問わず多くの方に助けていただき、また教えを請うことができました。そのおかげで、自信をもって業務に取り組めるようになりました。壁にぶつかりながらも、素直な気持ちで前進したことで、多くの方の協力を得られたこの経験が、自分の成長につながりました。

また、企業窓口と並行して店舗も担当していたため、担当店舗に訪れた際には、自分の企画した提案がうまく遂行できているか、また従業員様のリアルな声を直接聞くことで改善点などをすぐに提案に反映することができました。従業員様から「神農さんは現場の声をちゃんと反映させてくれるのでモチベーションが上がる！たくさんのお客さまにコーセーを紹介するね！」と言っていただけたことは、何よりも嬉しかったですし、揺るぎない自信につながりました。

今もその経験を活かし、一緒に働くメンバーや現場の従業員様のモチベーションを引き出せる企画を提案するように心掛けています。

２０２２年度にLINKという社内の『新規事業創出プログラム』に参加し、美容に特化したミールキットのEC事業提案を行いました。

最初は1人でスタートしましたが、審査が進む中で1人だけで進めることが難しくなった際に、支店を超えた他部署の同期がチームに加わってくれることになりました。また、テーマが食分野だった為、宅食D2Cのサービスを行っているベンチャー企業と協業(なんと執行役員のCXOの方がチームに参加)し、ほぼ毎日のように連絡を取り合いチーム一丸となって事業化に向け尽力しました。

最終審査に向け、実際に商品(美容に良いビーフシチュー)の試作品を作り、一般のお客さまへの試食会イベントを行いお客さまの生の声を聞ける機会を得られ、通常業務だけでは経験できなかったことも数多く経験しました。

結果として採択にはなりませんでしたが、約1年間のLINKを通して私自身がコーセーで何が出来るのかを真剣にそして真摯に向き合えた貴重な機会となりました。

通常業務+αのLINKで大変だったことも多くありますが、それ以上に通常の業務だけでは決してできなかったような経験や信頼し合えるチームメンバーに出会えたことは本当にかけがえのない財産だと思います。

入社して７年目になりますが、今後も様々な業務にチャレンジしていきたいと考えています。

LINKを通して、通常の業務だけでは決してできなかったような業務を経験し、成長できたように、さらに自分自身をステップアップさせるためにもジョブローテーションで様々な業務を経験してみたいと考えております。

現在は「Maison KOSÉ」の運営やEC事業の拡大に興味を持っているため、社内公募制度などのチャンスがあれば、チャレンジしてみようと思っています！