まごころとデジタルを融合させ
部門の垣根を超えITの力で お客さまに最良のサービスを届ける私の「こだわり」ポイント!
学生時代に夢中だったこと
Q1. コーセーに入社を決めた理由について、学生時代の出来事と絡めて具体的に教えてください。
これまでITを軸に数社経験するなかで、大好きな化粧品に関わって、その事業を支える仕事がしたいという思いが強くなり入社しました。コーセーに決めた理由は、「人」です。
入社前に接した社員の雰囲気が自身に合うと感じたこと、また面接の際に当時の部長と同じベクトルを向いていると感じたことから、この会社であれば自分らしく楽しく働くことができると思い入社を決意しました。
Q2. 具体的なお仕事の内容を教えてください。
店頭システムやECサイトなどCRM領域のシステム開発・運用を担当しています。
お客さまと直接つながるシステムですので、どのようにすればお客さまにとってより良いサービスが提供できるかということを常に念頭におき、マーケティング部門と密に連携をとり議論を重ねてシステム構築を行っています。全体最適を考えながら、様々な会社施策を具現化していくことが私たちシステム部門の仕事です。
Q3. 現在のお仕事でご自身が壁を越えた、大きなチャレンジをした、と感じた経験を教えてください。
初めてプロジェクトリーダーをつとめた流通様向けECプラットフォームの構築およびKOSÉ-ID※導入プロジェクトでは様々な壁に直面しました。期間が非常にタイトな中で5つのテーマを束ねながらどのようにフェーズを切って進めるのか、若手メンバーばかりでプロジェクトのなかでどのように教育を行い、どのような役割を与えるのが良いのか、そもそもプロジェクトマネジメントとしての基礎を知らないなかで試行錯誤の毎日でした。
特に、これまでブランドごとに管理・運用していたアカウント(ID)を一元化するためのKOSÉ-ID導入については、社内での理解もバラバラで施策としてもなかなか浸透しない状況でした。CRMの根幹となる顧客IDの統合について、各ブランド事業部や販売会社など、様々な部門に対して地道に説明を行い理解を得ることはとても苦労しましたが、今ではマーケティング活動で非常に重要な要素となっており、その一翼を担えたことはとても貴重な経験だったと思います。
振り返ると、プロジェクト経験のない私によく任せてもらえたなと思いますが(笑)、プロジェクト管理方法やメンバー管理、調整の重要性などを学び大きなプロジェクトを経験できたおかげで、今どんなプロジェクトでも前向きに取り組むことができていると感じます。
- コーセーグループの運営する公式オンラインショップのアカウント
1日のスケジュール
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業務開始。メールチェック
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プロジェクト打合せ 検討テーマのディスカッション
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昼食
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開発ベンダーと打合せ 担当システムの運用状況報告
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関連部署と打合せ 次期プロジェクト方針検討
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デスクワーク 開発システムのテスト
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チーム打合せ メンバーの業務進捗確認・情報共有
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デスクワーク 資料作成&メールチェック
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業務終了
Q4. チーム一丸となって取り組んだ経験、もしくはダイバーシティを感じた瞬間を教えてください。
コーセーはピンチのときこそチーム一丸となって取り組む風土があると感じています。特にそれを感じたのはコロナ禍での対応でした。緊急事態宣言が発令され、これまで当たり前だった出社を前提とした働き方ができなくなりました。デスクトップパソコンを利用して業務を行っていた多くの社員が在宅でも業務ができるように、急ピッチでノートパソコンを準備する必要があり、それぞれ本来の業務がありながらも部のメンバーが総動員でキッティング作業※を行い全国へ手配しました。
また、大手百貨店が臨時休業するなど店頭での販売ができなくなったことを受け、それまでオンライン販売を行っていなかったブランドもいち早くオンライン販売ができるように社内外の調整を行い、お客さまのもとへ商品をお届けすることができたのも、部門の枠を超えて全社一丸となって対応ができた成果だと思っています。
普段からお客さまのため、従業員のためをそれぞれが一番に考え、ここぞというときにチームの結束力を高めて対応できるところはコーセーの魅力なのではないかと感じます。
- 業務で使用する機器の各種設定などを行い、従業員がデバイスをすぐに利用できる状態に準備すること
Q5. 今後、コーセーでチャレンジしたいことを教えてください。
近年、「データドリブン」という言葉が多くの場で使われるようになりましたが、ビジネスにおいてデータは重要な経営資源の一つだと考えています。
社内にはあらゆるデータが蓄積されていますが、まだまだそれが活用できている現状にはありません。これまでシステム部門はデータ活用の基盤整備に留まることがほとんどでしたが、データを活用しPDCAサイクルをより迅速かつ的確に行うには、エンジニアと各施策担当がより近い関係性である必要があると考えています。
そのためにも、データエンジニアリングやデータサイエンスのスキルを磨き、またそういった人材を育成し増やしていくことで、ビジネスを加速化できるようなデータ活用を促進するチーム体制を構築していきたいと思っています。またそれが、体験価値の向上に繋がる取り組みとなるように検討していきたいと思います。
I LOVE コーセー
これをつけるだけで、その後のスキンケアの浸透力が全然違い、毎日欠かせない逸品です!