私自身、学生時代は外見のコンプレックスが多かったのですが、化粧品を通じて少しずつ自分に自信を持つことができるようになり、同じように外見に悩みを持つ人の役に立ちたいと思い、化粧品業界を志望しました。

その中で、学生一人ひとりに真摯に向き合ってくださる社員の方の雰囲気に惹かれたこと、最も自分らしく選考を受けられたことから、コーセーへの入社を決めました。

入社後は約３年間、営業職として埼玉県内の化粧品専門店を担当しました。たくさんのコーセー商品を知り、触れることができ、より一層コーセーの商品が好きになりました。

その後４年目に、現在所属している経理部経営管理課へ異動となりました。担当業務は主に、取締役会で付議する決算資料の作成業務です。売上・経費・原価等について、前年や計画との比較分析を行っています。

取締役会で使用される資料の作成を担当したことが、私にとって大きなチャレンジでした。上司から話を聞いた時は、任せていただけたことに嬉しさを感じた反面、会計知識もコーセーグループ全体への理解も浅かった私に、経営判断の材料となる重要な資料の作成がつとまるだろうかと不安でいっぱいだったことを覚えています。

初めは理解できない内容ばかりで勉強しながらの作業となったため、資料の完成まで苦労しましたが、各グループ会社について知れること、会社全体が見れるようになったこと、会社の業績を身近に感じられるようになったことは、私にとって大きな学びとなりました。

また、営業職の時は、自分の担当店舗や支店、販社の実績を把握することで精一杯でしたが、現部署での業務を通して日々数字を分析するスキルが磨かれていると思います。

営業職だったころ、担当する店舗で様々なイベントを行いましたが、特に印象に残っているのは現部署へ異動前最後に行った、新製品のご紹介イベントです。

従業員様のご協力なしでは達成できない、高い活動目標を設定していましたが、イベント前にビューティコンサルタントから従業員さまへ新製品のタッチアップ方法を指導してもらい、イベント当日は私自身もビューティコンサルタントと一緒に店前に立ってお声がけ活動を行い、全員の活動進捗を確認しメンバーのフォローなどをした結果、店舗全体でイベントを盛り上げることができ、目標達成につながりました。

また、広いスペースでの実施は初めてでしたが、上司や先輩社員の協力のもと事前に設営のデモンストレーションを行い、使用物品や配置等の検討を重ねたことで、お客さまの興味を引くイベントスペースが設営でき、集客アップにつながりました。私一人ではなし得なかった結果であり、担当店舗や支店の皆さんに感謝しています。

現在の部署に異動して2年半、現在の業務を担当して１年が経ちましたが、まだまだ知らない知識が多くあると感じます。

経理部には、長年経理業務に就かれている先輩が沢山いるのですが、経理全般の知識や経理業務に付随する知識が豊富で、部内からだけでなく他部署からも、多くの方から頼りにされており、私の憧れの存在となっています。

コーセーは、やる気があれば、年次を問わず様々な業務にチャレンジさせてもらえる機会があり、また、その挑戦をサポートしてくれる上司や先輩がいます。今後は、会計知識の習得は継続するとともに、他の経理業務にも挑戦し、経理知識や経験を広げていきたいと思っています。