人的資本経営

私たちは、あらゆるステークホルダーと互いに高め合う関係性を築くことを目指し、KOSE Beauty Partnershipを掲げています。当社で働く社員もその重要なステークホルダーの一員であり、社員の成長と能力の発揮が当社の持続的成長を支える原動力であると考えています。メンバーの多様性や社員一人ひとりのキャリア形成、またその心身の健康を経営課題として捉え、その解決を未来への投資と位置づけ、人的資本経営の推進を図っています。

多様な人材を擁しながら高いエンゲージメントを生み出す職場風土の醸成が、組織の創造性と競争力を支える基盤であるという考えのもと、社員が誇りとやりがいを持って働き続けられる組織づくりに取り組んでいます。また、子育てや介護などライフステージの変化にも柔軟に対応し、多様な価値観と選択のもとでいきいきと働ける仕組みを整備しています。
社員とその家族の心身の健康も持続可能な経営には欠かせません。当社グループは、社員一人ひとりの健康課題に寄り添い、安全かつ安心して働く環境を整えることで、活力ある職場を実現します。

これからも多様な個性を持つ社員が能力を十分に発揮し、独自の価値提供や社会課題の解決によって世の中に貢献することを通じて、社会から信頼される企業を目指します。

代表取締役社長

小林 一俊

健康経営

事業成長の基盤となる人的資本経営

コーセーは、 創業の精神である「正しきことに従う心」を共通の価値観としながら助け合い・高め合う社員の力により、新たな価値を生み出してきました。今後、中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner ー Milestone2030」で掲げる「脱・自前」による地域に最適化されたグローバルでの事業成長を目指すには、これまでの助け合い・高め合いに加え、変動の大きい市場環境で新たな価値を創り出す「強さ」が求められます。

「強い個」と「強い組織」を通じた事業成長の実現

人事機能戦略において目指す「強さ」の創出とは、自ら磨き、豊富な経験を武器に、自分ならではの価値を発揮する「強い個」と、「強い個」同士が連携しこれまでにない価値を創造する「強い組織」を戦略的に生み出すことだと考えます。

「強い個」と「強い組織」をつくるために、4つのテーマに基づいて取組みを推進します。

人的資本の価値最大化・持続的な企業成長の図

人的資本経営 目標数値(KPI)

人的資本経営